ささきあり with happiness

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多謝

28日、夫と二人で深川不動堂に参拝してきました。

帰り、参道に出ていた屋台のコンピューター手相占いをしてみました。
コピー機で手を写し、その手相を占ったものがプリントされるというものです。
コピー機もプリンターもよく動いているなーと感心するような年代物で、
そのくたびれ感がなんとも怪しげな魅力を放っていました。

易者の帽子をかぶったおじいさんがコンピューターを操作しながら、
私の顔を見て一言。
「歳をとればとるほど、(運気が)良くなっていくよ」

ありがたや〜。
確かにどんどん良くなってきていると実感します。

20代は母の他界に始まりました。
悲しみも癒えないうちに家族の問題が起き、それが片付くと、
祖母の介護問題が起きました。
祖母は千葉で一人暮らし。
一人娘の母が先に旅立ってしまいましたから、他に頼れる親戚はいません。
娘婿である父は単身赴任であてにならず。
対応できるのは私だけでした。
当時、20代で独身だった私のまわりに介護に携わる友達はいず、
どうすればいいのか、手探りの状態でした。

一方で介護しながら仕事を続けていけるだろうかとか、
結婚は遠のいたなーとか、自分の将来に不安を抱いたりもしました。

なにより、祖母に申し訳なかったのは
20代で祖母の心情を思うのはむずかしかったことです。
「若い人にはわからないだろうけど」と、祖母がこぼしたことがありました。

体が思うように動かなくなり、やりたいことを少しずつ諦めていかなければならない……。
その心情を想像することができなかった私の言葉は、
時に祖母を傷つけていたのだと思います。

今年40肩になって「老い」を実感したことで、
あの頃の祖母の気持ちが少しわかったような気がします。
もっと祖母の気持ちを汲んだ介護の方法があったのではないかと、
今さらながら後悔することもあります。

だからこそ、次に介護する機会ができた時は相手の気持ちに寄り添うようにしたいです。

結局、私は細々ながらも仕事を続けてくることができました。
それは仕事を依頼してくださる方々がいらしたおかげです。

30過ぎで結婚し息子が生まれた時は、義母に大変お世話になりました。

児童書の夢に近づけたのは、先生方や先輩方が力を分けてくださったおかげです。

そして、家族が私に大きな力を与えてくれます。

40を過ぎた今、これまでを振り返ってみて、つくづく思います。

幸せを感じられるのも、心強くいられるのも、
あたたかい気持ちをくださる方々がいてくださったおかげだなあと。

これまで、どれだけ助けていただき、引き上げていただいたことでしょう。
一言ではとてもとても足りませんが、感謝の気持ちでいっぱいです。

これから先、みなさんにとって良いことが続きますように。
そう願っています。
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by arisasaki | 2012-12-30 18:20 | 日々のこと | Trackback

サンタさんの贈り物

昨年のクリスマスにこんなことがあってから、
息子のサンタさんのとらえ方は変わりました。

今、家族全員の共通認識は、

サンタさんはたぶんいて、与えてくれるのは「目に見えない幸せ」

となっています。

こうしていられる今に、心からの感謝をこめて。

メリークリスマス!
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by arisasaki | 2012-12-24 21:06 | 家族のこと | Trackback

まな板の上で……

本日、健康診断。

緊張するのは胃のレントゲンだ。

私をのせた“まな板台”が動き、まずは90度で止まる。

レントゲン技師さんからの指示。
「じゃあ、右周りで2回転して」
体勢を変えると、40肩の左腕が痛む。
まな板の上を、よたよたと回転。

「はい、バーにしっかりつかまって。頭が下がります」
まな板が斜めになるにつれて、腕に加重がかかる。
ひいぃぃぃぃぃ〜(心の叫び)。

必死でふんばるが、限界に達し、手がバーから離れる。
頭から床へ激突。

……なんてことになったら、前代未聞だ。

あ、でも、ひょっとしたら、技師さんはピンボール名人かもしれない。

となると、私が落ちて行くのを見て、反射的にまな板を逆回転させる。
が、勢いあまって、体がバウンド。
一瞬、ふわりと空中に浮かんだ後、
したたかに、あごをまな板に打ち付ける。
「がふっ」(あごの骨が折れる音)

急遽、あごのレントゲン撮影に変更。

……なんてことになっても、前代未聞だ。

様々なシーンが頭をよぎる中、
腕をぷるぷるさせて、バーにしがみつく。


なんとか無事に終わりましたとさ。
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by arisasaki | 2012-12-16 18:25 | 日々のこと | Trackback

海が呼んでいる

深夜パソコンに向かっていたら、突然、海が見たくなった。
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たぶん、疲れていたんだと思う。

「何をしている時が一番楽しいですか?」と聞かれたら、
私は迷わず「妄想している時」と答える。

たとえ、あれこれ雑多な用事が多くなって、自分のやりたいことがなかなか
できない時でも、個性的な住人に翻弄される『めぞん一刻』の五代くんになったのだと
妄想すると笑える。

再話をしているときは、妄想で脱線しまくりだ。
たとえば、宮沢賢治→銀河鉄道の夜→銀河鉄道999
で、あの名ナレーション「そして、少年は大人になる……」を思いだし、
いや、もはや鉄郎は立派なおっさんになっているよね。
きっと、お酒を飲みながら若者相手にこう言っているよ。
「おれは若い頃、死ぬのも顧みず、戦ったもんだ。人間の未来を信じてな。
お前は若いんだから、死ぬ気でやってみろ!」
「鉄郎さん、その話、前にも聞きましたって」
と、若者が苦笑する……。


というように、ともかく妄想さえできていれば、たいていの物事は楽しい方向に変換できる。

だけど、疲れてくると、妄想は影をひそめ、代わりに「やらなければ、ならない」という思いが台頭してくる。

もちろん、締めきりまでに仕事は上げなければ「ならない」のだけども、
妄想から離れると、(自分で作った)たくさんの囲いの中で
息をつめて作業をしている気分になってしまう。

で、「うぉ〜」と、臨海公園まで自転車で突っ走った。

行ってよかった。

ベンチに座る人のそばに、カモメがそれとなく近寄っていく。
カモメはちらちらと、ベンチの人を見ては見てないそぶりをする。
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「いやね、ただ、このあたりでひなたぼっこでもしようかなと思っただけで、
あなた方から、なにか食べ物をいただこうなんて、そんなこと、ちっとも思っていませんって」


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さあて、妄想力を取り戻したことだし、仕事、がんばろうっと。
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by arisasaki | 2012-12-14 11:45 | 日々のこと | Trackback