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毎日小学生新聞 仕事発見! カラーコーディネーター

毎日小学生新聞「仕事発見!カラーコーディネーター」の記事を書かせていただきました。

今回、取材させていただいたカラーコーディネーターの桜井輝子さんは、
2度目の取材になります。

最初にお会いしたのは、10年ほど前。
女性誌での取材でした。

その頃は、カラーコーディネーターという仕事が今よりも知られていず、
桜井さんはカルチャースクールや資格をとるための学校で、生徒さんたちに教えながら、
少しでもこの仕事を広めたいと、いろいろ試行されていらっしゃいました。

今は企業の商品開発に関わったり、ショールームの見せ方を提案されたり、
10年前に比べて仕事の幅がかなり広がったそうです。

家庭の事情で家をあけられなかった時期は、家でできることとして執筆に力を注ぎ、
その結果、念願だったカラーコーディネイトに関する本を出版できたとうかがいました。

思うように仕事ができない時、私なんぞは、つい「できない言い訳」を連ねてしまいますが、
仕事を発展させている方は、常に「今、できること」を考え、実行されるのですね。

桜井さんの仕事の幅が広がったのは、まぎれもなく、桜井さんご自身が開拓された結果です。

私も言い訳しないで、とにかく書くぞ!と、決意しました。

桜井さん、ありがとうございました。

毎日小学生新聞の記事、写真は紙面でないと見られませんが、記事だけでしたら、
こちらで読めます。
よろしかったら、読んでください。
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by arisasaki | 2013-11-19 11:16 | 新聞 | Trackback

長編創作講座Part1

日本児童文芸家協会 総務委員会主催
長編創作講座

長編のうらに長編あり。
人気作家に聞く「創作のコツと魅力」

第1回目、石崎洋司先生のご講義が終わりました。

ストーリーに読者を引き込む方法について、
映像と文章表現の違いなど、様々なアプローチで教えていただき、
大変勉強になりました。

石崎先生のストーリーが多くの子どもたちに支持されるのは、
それだけの仕掛けをしているからなんですね。

私も先生の教えを実践したら、
煮詰まっていた物語が改善されるかも!と、わくわくしました。
いまなら、違う視点から物語を見直せるような気がします。


運営側としては、講座の1回目ということもあり、
準備が足りているか、ドキドキしながらの開催となりましたが、
滞りなく終わり、ほっとしました。

受講されたみなさんが、たくさんのプラス要素を持ち帰ることができたなら、
とてもうれしいです。
受講後に回収させていただきましたアンケートも、しっかり拝見します。
足りないことがありましたら、遠慮なく、お知らせください。

次回の講師は、芝田勝茂先生。
長編ファンタジーを多く発表されている芝田先生は、
どのように創作されているのでしょう。
秘訣をうかがうのが、とても楽しみです。

まだ若干名でしたら席がありますので、
2回目の芝田勝茂先生の講座(11月30日)、
3回目の風野潮先生の講座(12月7日)
を受講してみたいという方は、下記までお問い合わせください。

日本児童文芸家協会 事務局
電話)03ー3262ー6026
メール)info@jidoubungei.jp
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by arisasaki | 2013-11-17 16:57 | レポート | Trackback

電子書籍セミナー

先日、大日本印刷のデジタルえほんミュージアムで行われたセミナー
「児童書の電子書籍化の現状と今後の見通し」
(開会の挨拶:山本省三氏
 講師:大日本印刷・盛田宏久氏、学研教育出版・松原史典氏、
 PHP研究所・北野裕士氏、中村由起人氏)
に出席してきました。

作家のみなさんの参考になればと思い、ざっと要旨をまとめました。
(間違って理解しているところもあるかもしれません)

長くなりますので、興味のない方は飛ばしてください。

まずは、日本の児童書の売り上げについて。
2000年をピークに下がり続け、2011年には2000年から200億円もの減収。
今後も厳しい状況は変わらないと予想されます。

そこで、期待されるのが電子書籍の可能性です。
現状、児童書の電子書籍化は、一般書籍に比べてあまり進んでいません。

幼児にタブレット等、電磁波の出るものを与えることに抵抗があるという意見もあるでしょうが、
アンケートや電子書籍の売り上げを見ると、求められている傾向もみられるとのこと。

出版社の説明によると、
児童書のうち読み物は電子書籍化しやすくても、絵本はフォーマットに合う合わないがあって
表現しにくいため、出版社ごとに開発しているのが現状だそうです。
その例は、後でご紹介します。

電子書籍の市場としては、
①Amazonなどの電子書籍書店

今後期待できるところとして、
②図書館市場(日本ではまだ少ないが、韓国やアメリカでは紙と電子書籍の両方を置く、ハイブリット図書館というのが多数あるそう)
 →私の疑問:コピーはできないようになっているのかな? 紙よりも簡単に複製できるものなので、気になります。日本の国会図書館のようなシステムなのか。それとも、著作権の切れた電子本だけが貸出可能とか?

③法人市場(企業が持つ図書館〜社員やその家族が利用することを主とする)

電子書籍のメリットとしては、
①新人作家の登竜門として利用しやすい。
 →紙の本を作成するよりも安価にできるため、新人作家を売り出しやすくなる。

②作品を半永久的に蔵書できる。
 →私から補足:出版社が抱える在庫本は財産とみなされ税金がかかるため、あまり売れない本は3年ぐらいしか置いておけない。つまり、数年で絶版になるのが現状。電子書籍ならば、長く置いておける。

③清潔な読書環境を提供できる。
 →小児病院の待合室で絵本を置くのは感染が心配。という場合でも、電子書籍の絵本ならテレビで流すことができるし、タブレットも一人が使用した後に消毒すればOKとなる。

④新たな収入源となる。
 →朗読作品、オーディオブック、翻訳出版への道が拓かれる。

と、いいことばかりのようですが、作り手として注意しなければならないことがあります。
それは、紙で出版した後、どのぐらいの期間をあけて電子書籍化するか、です。

電子書籍は紙の本よりも単価が下がります。
当然、印税も少なくなります。
文章でも絵でも、ノンフィクションでもフィクションでも、作るには
取材費(交通費+参考資料の購入費等)+制作時間がかかります。

それなりの対価が得られなければ、生活できません。
作家は廃業するか、量産するか、ということになり、
一つ一つの本の質が下がる可能性も高くなるでしょう。

まず、紙と電子は同時発売しないほうがいいのは絶対です。
では、どのぐらい間をあけて発売したらいいのでしょう?

書店に並べば、人の目にとまる可能性は高くなります。
電子書籍はトップ画面に出してもらえなければ、埋もれてしまいます。

ならば、電子書籍化するのは紙の本が書店に並び、まあまあ人の目にとまったと思われる頃が妥当なのでしょうか?

この件は前例を見るなどして、よく考えたほうがいいでしょうね。

電子書籍のフォーマットは、日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会、童美連(日本児童出版美術家連盟)の各団体で話し合って、決めたほうがいいのではないかというご意見をいただきました。


また、作家が覚えておきたいことは、
紙の本の出版契約と電子書籍の出版契約は、それぞれ別に決め事をして交わすべきもの、
だということ。

その他にも著作権として、どういう事例はOKで、どういう事例はNGか、ということを
教えていただきました。


絵本の電子書籍化については、学研教育出版社とPHP研究所の取り組みを教えていただきました。

どちらの出版社も、自社の電子書籍販売サイトを持っていて、
そこで児童書の読み物や絵本を販売しています。

その他の取り組みとして、
学研教育出版社はiOSで利用できるアプリを開発中(近々、アップ予定)。
過去の月刊絵本で質の高い作品として評価されながらも、
すでに流通されなくなっている作品を中心に電子書籍化。

カメラワークによる引きやクローズアップ、
絵本ならではの味わいを崩さない程度に動きを入れて表現。

フランスの出版社が開発した仕組みを利用しており、
日本語、フランス語、英語でナレーションを聞くことができる。

→多国語のナレーションが付くと、海外市場に販売を広げやすくなるという利点があります。
 それに、語学教育に関心のある保護者にうけるでしょう。
 
PHPはテレビを使ったデバイスで、絵本を表現。
NHKのオンデマンドのように、ネットでテレビを楽しめる「アクトビラ」で、
「よみきかせeえほん」として配信中。

また、人気の迷路絵本シリーズをアプリ化し、アップル社のApp Storeで販売したり、
ショッピングセンターなどにあるアミューズメント施設「PLAZA CAPCOM」の一角で展開。
→ゲーム性を持っています。

これらのものは絵本にチラシをはさみこんで紹介しているが、今のところ、紙と電子書籍の売り上げに相乗効果が生まれているそう。

と、2社の取り組みをうかがっただけでも、
電子書籍の表現、可能性はまだまだ広がりそうだと思いました。

あと、へえ〜と思ったのは、大日本印刷の方の発表でした。

図書館は無料の貸本屋じゃないかという批判もあるが、
図書館サービスが充実している地域にある書店は売り上げも高い、という報告がある。
つまり、本を読む人が多く育てば、その地域の本の売り上げも伸びるということ。

「この本好き」「もう一度、読みたい」「手元に置きたい」と思えば、買いますもんね。
まずは、本と出会う機会を作ることが大事なんでしょうね。

そう思うと、私たちが本を読み語るイベントに参加したり、開催したりすることにも
意義を感じます。

様々な試みをして、もっと児童書業界を活性化させたいなーと、思いました。
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by arisasaki | 2013-11-11 13:02 | レポート | Trackback

毎日小学生新聞・今日のなぜ? 入浴剤

毎日小学生新聞の記事を書かせていただきました。
今日のなぜ?「入浴剤は体にいい?」

入浴剤は体にどういい効果をもたらすのか、
バスクリン社員の石川泰弘さんにお話をうかがいました。

入浴剤の効能はいろいろありますが、
私が入浴剤を利用したくなるのは、肩コリ、首コリがつらい時です。

つらい時は炭酸ガス系の入浴剤を使ってきましたが、
石川さんのご著書を拝読し、お話をうかがって、
なるほど、そういう効能でコリが緩和されるのかと納得しました。

入浴が体の疲労をとるのに役立つことから、
効果をより高める入浴剤を意識的に使っているアスリートもいるとか。

スポーツでも仕事でも、
ここぞという時に、自分の能力を最大限に発揮できるようにしたいですものね。

なお、炭酸ガス系の効果は泡が消えた後でも2〜3時間は効くそうです。
また、配合されている成分の効果はいつまでも残っているとのこと。
あわてず、家族で順番に入って大丈夫です。

内山大助さんのイラスト解説とともに、
こちらで記事を読むことができます。
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by arisasaki | 2013-11-03 12:15 | 新聞 | Trackback

おんなのこ かんどうの めいさくえほん

『めいさくえほん』シリーズの第4弾
『おんなのこ かんどうの めいさくえほん』(西東社)が出ました。
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今回は、「雪白とバラ紅」「ふんわり王女」「ガチョウ番の娘」
「踊る12人のお姫様」「鉢かづき」「若草物語」「パンを踏んだ娘」
「真夏の夜の夢」「賢いグレーテル」「絵姿女房」「子育て幽霊」
「青ひげ」「最後のひと葉」「賢者の贈り物」「ミツバチの女王」
「白鳥の湖」「ロミオとジュリエット」「赤毛のアン」「白鳥の王子」
「ムーラン」「雪の女王」「くるみわり人形」「12の月」の23話です。

毎度のことながら、名作を再話するのは苦労します。

今回でいえば、『若草物語』や『赤毛のアン』など、
かつて物語を読んで好きになっている方が
子どものために読みやすいものを求められると考えると、
その方が抱いているであろうイメージを崩さないようにしなければ、
と思います。

このシリーズでは各物語を6場面か8場面、10場面で構成するため、
ストーリーの要旨がつかめるようにエピソードを選び、
絵で見せることを踏まえて場面の変化をつけ、
作者が込めているものを私なりに抽出してまとめるよう心がけています。

それでも、短い場面展開でストーリーの流れを良くし、
つじつまが合うようにしようとすると、
物語の流れを全く崩さずに構成するというわけにはいかず、
読む方によっては、がっかりされる結果になっているかもしれません。

希望としては、この本をきっかけに、
まるごと一冊原作を読みたいと思うようになっていただきたい。

再話するにあたって、それぞれの物語を何冊か読み比べていますが、
名作として現在に伝わってきただけあって、どれも心に響くものがあります。

大人になって読み返したことで、その深い表現力に気づかされたものもあります。

本書を通して、名作の世界へ足を運んでいただけたら幸いです。
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by arisasaki | 2013-11-01 12:41 | 出版 | Trackback