ささきあり with happiness

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山梨の土偶

毎日小学生新聞にて、「ゆるキャラらんど 子宝の女神 ラヴィ」を書きました。
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子宝の女神ラヴィは、山梨県南アルプス市のキャラクター。
モデルは、市内の鋳物師屋遺跡から出土した、国指定重要文化財「円錐形土偶」。
妊婦さんがお腹の赤ちゃんをいたわっているような姿が、特徴です。
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南アルプス市ふるさと文化伝承館で、円錐形土偶にも、ラヴィにも会えます。

土偶には、女性や妊婦姿を表したものがあるそうで、
祈りに用いていたとするなら、子孫繁栄を願ったのではと、想像されます。

この取材の後、南アルプス市のとなりのとなり、北杜市に暮らす友人の小枝さんに会いまして、
北杜市考古資料館で開催中の
「北杜の土偶〜うつりゆく祈りのかたち」展(1月31日まで開催)を、見てきました。

ここで驚いたのが、この顔面把手付き土器。
側面にある顔は、出産時の、赤ちゃんが出てくる様子を表しているよう……との解説。
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むむむ、そう言われると、そうにしか見えません。

後の時代になると、出産は穢れとして、忌み嫌われるようになりますが、
縄文時代は、神聖なものとしてとらえられていたのでしょうか。

女性に対する思想がどのように変化していったのか、気になりますね。

ほかにもおもしろい土偶はいろいろありましたが、
かわいい〜と思ったのは、これ。
土器の把手部分らしい。
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この頃の造形、好きだわ〜
と思ったのでした。
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by arisasaki | 2016-01-26 23:33 | 新聞 | Trackback

文化財を継ぐ

毎日小学生新聞、18日〜20日の3回連載で「文化財を継ぐ」を書きました。
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1回目は、愛知登文会(愛知県登録有形文化財所有者の会)の「文化財こどもプロジェクト」のひとつ「こどもガイド」を紹介しました。

子どもたちがお客さんに文化財の魅力を解説するのですが、
それぞれに工夫が凝らされていて、おどろきました。

2回目は、山梨県南アルプス市教育委員会による、地域の文化財学習を紹介しました。
子どもたちが作った看板や、声によるガイド「文化財Mなび」など、ユニークな試みをしている市です。

3回目は、千葉県我孫子市立布佐小学校の郷土芸能クラブを紹介しました。
神社のお祭りがどれだけ町の人々にとって大切か。
子どもたちのあこがれとなる郷土芸能が、地元愛を育んでいます。

いずれも、地域にある有形、無形の文化財を知ることで、
自分たちが暮らす地域の良さに気がつき、
この財産を将来にどう残し、活かしていくかを考えるきっかけになる活動です。

取材を通して、文化財は人をつなぎ、町の活性化につながる宝なのだと、あらためて感じました。

子どもこそが、将来の町をつくるリーダーですから、
地域の文化財学習は、これからますます大事になっていくと思います。
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by arisasaki | 2016-01-20 11:38 | 新聞 | Trackback

鳩と犬

本日1月10日の毎日小学生新聞にて、
きょうのなぜ?「新聞の電送システムの歴史」を、書きました。
(イラストは、うちやまだいすけさん)
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各新聞社は、世の中のできごとをいち早く伝えようと、
通信技術を競ってきました。

昭和30年ごろまで活躍したのは、伝書鳩。
その後、写真電送機が主流になり、やがてインターネットに代わるわけですが、
ハトが今でいえばITの役目を担っていたのが、おもしろいです。

一方で、伝書鳩の歴史を追うと、戦争での使役があり、軽く語れない面もあります。
このあたりについては、今回の記事には書いていません。
もう少し追いかけて、ちがう形で表したいと思っています。

また、これも今回は詳しく書けなかったのですが、
特ダネの写真を早く掲載するために、飛行機から飛行機へ電送するなど、
各新聞社が知恵をしぼって、写真を送る方法を競っていた話もおもしろく、
いずれ、みなさんに伝えたいなと、思っています。

「こたつ犬フク」の連載は、6回目となりました。
(絵は、渡辺美智雄さん)
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今回は、正体不明のタマゴが落ちてきた話です。

連載は、残すところあと3回。
終わりが近づいてくると、さみしいものですね。
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by arisasaki | 2016-01-10 20:08 | 新聞 | Trackback