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地球の声に耳をすませて

今日は小4の息子のクラスで読み語りの日。
今週は宿題で「ブックトーク」の課題が出ているというので、
私も通常の読み語りではなく、ブックトークをすることにしました。

選んだ本は、大木聖子著『地球の声に耳をすませて』(くもん出版)
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著者の大木さんは地震学者。
地震学者って、なにをしているのかというと、
地球の声に耳をかたむけ、大地が発するメッセージを解釈し、
みんなに伝えることなんだそうです。

本書では、東日本大震災でなにが起きたのか、
その時、大木さんら地震学者はどうしたのか。
地震研究の“今”を伝えつつ、地震のメカニズムや地球のしくみなどを
わかりやすく解説しています。

ブックトークでは、まず、
「地球の声を聞くって、どういうことだろうね?」と、たずねました。
返ってきた答えは「エコのことかな?」

本書の表紙のサブタイトル
「地震の正体を知り、命を守る」を読むと、みんな、「ああ〜」と納得。

続いて、著者の大木さんが本書に込めた思いを、話しました。

今回、大木さんは自分たち地震学者が地球のメッセージを読み取る力が
足りなかったから、こんなに大きな悲劇を生んでしまったのだと、
自分を責めたそうです。

そこで、本書を読んだみんなに地球のメッセンジャーとなってもらい、
次の巨大地震では、自分で命を守れるようになってほしいと願っているんだそうです。


地震が起きるしくみについてたずねると、多くの子がきちんと答えてくれました。
また、津波が浅瀬に近づくとゆっくりになり、後からきた波が次々に重なっていくということも、だいたい理解していました。

ほぉと思ったのは、地球のしくみや地震の原因なんかには
男子が興味をしめし、
阪神大震災の時や中越地震の時、個々の人々がどんな体験をしたのか、といった
情緒面にふれる話になると、女子が興味を示したことです。

最後に、自分でもできる震源地の予測の仕方を教えると、
「すげえ」と感想をもらしていました。

確かに地震はこわいけれど、地震も地球の営みのひとつなんですね。
生きている地球の声に耳をすます。

地震をただこわい相手としてみるのとは違う、
前向きなとらえ方って、必要だと思います。
知識が身を助けるという意味でも。

私はファンタジーやナンセンスも大好きなんですが、
今後は、実生活で役立つ本にも、子どもたちが出会えるよう、
紹介していきたいなーと思いました。
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by arisasaki | 2012-01-17 11:24 | 出版 | Trackback
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