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海に育まれて……

今週は取材が続き、
週の前半は姫路、後半は盛岡&宮古へ行きました。

宮古市の田老地区での取材は、たぶん一生忘れられないと思います。

岩手県宮古市の田老地区は、明治と昭和にも大きな津波被害にあい、
復興してきた町です。

高さ11mの堤防を設け、
平成15年には「津波防災都市」と宣言しました。

しかし、このたびの津波は20mほどの高さに達し、
あっさりと堤防を乗り越えてきたそうです。

今も町に広がるのは、家の基礎部分ばかり……。
堤防の外灯や手すりは、波の力でぐしゃっと折り曲げられていましたし、
川の橋は橋脚を残すだけになっていました。
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この光景を見た方々は、どんな思いだったのでしょう。
目の前で起きていることを信じることができたでしょうか。

それでも、お話しをうかがった町の方々は、みなさん同じことをおっしゃいました。
「田老の人はみんな、海に育んでもらったから、
津波にあっても、やっぱり海をにくむことはできない。
町の人全員が漁業にたずさわってきて、海に生きてきた。
漁業が元気になってはじめて、田老は復興できる」と。

そのためには、港が必要と、現在、港を作る作業が進んでいます。
私たちが泊まったホテルにも、建設関係の方々が多く泊まっていらっしゃいました。
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被災地については、たくさんの情報を見聞きしたつもりになっていましたが、
やはり、実際にこの場に立たなければ、わからないことばかりでした。

お話をうかがい、現地を見て、様々な思いが駆け巡りました。
まだまだ気持ちの整理はつきそうにありません。
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by arisasaki | 2012-06-29 22:15 | レポート | Trackback
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