「ありさんに向きそうだから」
と、仲良しの作家仲間(大先輩)が本を貸してくださった。
その気持ちがすごーくうれしかった。
で、読んでみたら、どんぴしゃり。
おもしろ〜い!
髙山美香『一葉のめがね』(猫の事務所)
は、髙山さんが偉人の伝記を読みこみ、その人となりを粘土人形(通称、ちまちま偉人)とエッセイで表したものだ。
ざっくり言うと、
「偉人って、みんな、どっか変!」
そう、伝記好きの息子に話したところ、
「じゃ、ぼくらも(性格的にどこか難ありでも)いいね」
と言う。
えーっと、それは「偉人になる」前提ってことかい?
ともあれ、人はみんなどっか変なところがあって、そこが愛おしいんだよなーと、
思い至り、先日の「もんもん」は解消されたのであった。
返礼に私も本をお貸ししようと思ってる。
その本は……、むふふふ。
理佳さん、お楽しみにー!(私信)