2014年 09月 03日
見出しに、「おっ!?」というのは、知らない業界のあれこれが、垣間見えるからです。
以前、「現代農業」で、月の満ち欠けに合わせた農業の見出しを見たときは、
図書館で借りて読み、その記事で紹介されていた月暦カレンダーを購入してしまいました。
本日、目にとまったのは、「月刊住職」。

「本堂に掲げた檀家の年回忌表は問題か」という見出しには、
個人情報ってことかしら? と、思ったり、
「人口減少でも里山の再生でお寺は蘇る」という見出しには、
なるほどー、住職には、お寺に人を呼ぶプロデュース力が必要なのね、と考えたり、
「入れ墨ある者は道場に入門できないか」には、
ええっ!? 仏門もプールや銭湯と同じ? と、驚いたり、
「葬儀の香典の風習がなくなってもいいか」には、
最近の会費制のお別れ会なんかは、お寺の収入に影響するのかしら、と推察したり、
「住職とメーカーに聞く剃髪するのに何が一番か」には、
おぉ、それはぜひ知りたい!と、興味を持ったり、
「超人気老人ホーム率いる住職奮闘」には、
老人ホームはお寺さんにとっては……?と想像したりしました。
景気が悪く、人口が減少し、葬儀の仕方が多様化している昨今、
仏教界も試行錯誤しているのねと、見出しから理解した次第です。
そういえば、前に『美坊主図鑑』という本が出版されていましたが、
その後、お坊さん人気はどうなったのかしら……。