ささきあり with happiness

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2012年 12月 30日 ( 1 )

多謝

28日、夫と二人で深川不動堂に参拝してきました。

帰り、参道に出ていた屋台のコンピューター手相占いをしてみました。
コピー機で手を写し、その手相を占ったものがプリントされるというものです。
コピー機もプリンターもよく動いているなーと感心するような年代物で、
そのくたびれ感がなんとも怪しげな魅力を放っていました。

易者の帽子をかぶったおじいさんがコンピューターを操作しながら、
私の顔を見て一言。
「歳をとればとるほど、(運気が)良くなっていくよ」

ありがたや〜。
確かにどんどん良くなってきていると実感します。

20代は母の他界に始まりました。
悲しみも癒えないうちに家族の問題が起き、それが片付くと、
祖母の介護問題が起きました。
祖母は千葉で一人暮らし。
一人娘の母が先に旅立ってしまいましたから、他に頼れる親戚はいません。
娘婿である父は単身赴任であてにならず。
対応できるのは私だけでした。
当時、20代で独身だった私のまわりに介護に携わる友達はいず、
どうすればいいのか、手探りの状態でした。

一方で介護しながら仕事を続けていけるだろうかとか、
結婚は遠のいたなーとか、自分の将来に不安を抱いたりもしました。

なにより、祖母に申し訳なかったのは
20代で祖母の心情を思うのはむずかしかったことです。
「若い人にはわからないだろうけど」と、祖母がこぼしたことがありました。

体が思うように動かなくなり、やりたいことを少しずつ諦めていかなければならない……。
その心情を想像することができなかった私の言葉は、
時に祖母を傷つけていたのだと思います。

今年40肩になって「老い」を実感したことで、
あの頃の祖母の気持ちが少しわかったような気がします。
もっと祖母の気持ちを汲んだ介護の方法があったのではないかと、
今さらながら後悔することもあります。

だからこそ、次に介護する機会ができた時は相手の気持ちに寄り添うようにしたいです。

結局、私は細々ながらも仕事を続けてくることができました。
それは仕事を依頼してくださる方々がいらしたおかげです。

30過ぎで結婚し息子が生まれた時は、義母に大変お世話になりました。

児童書の夢に近づけたのは、先生方や先輩方が力を分けてくださったおかげです。

そして、家族が私に大きな力を与えてくれます。

40を過ぎた今、これまでを振り返ってみて、つくづく思います。

幸せを感じられるのも、心強くいられるのも、
あたたかい気持ちをくださる方々がいてくださったおかげだなあと。

これまで、どれだけ助けていただき、引き上げていただいたことでしょう。
一言ではとてもとても足りませんが、感謝の気持ちでいっぱいです。

これから先、みなさんにとって良いことが続きますように。
そう願っています。
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by arisasaki | 2012-12-30 18:20 | 日々のこと | Trackback