ささきあり with happiness

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秋の気配

天空にわかにかき曇り……。
という表現がぴったりな空の下、
打ち合わせをしに都心へ行ってきました。

「お盆なのにすみません」
と編集者さんは気づかってくださいましたが、
もとより年中無休で、といっても適当に小休憩を入れてぼちぼちやっているので、
かえって申し訳なく。
むしろ、打ち合わせは好きなので、ありがたいです。

打ち合わせをすると、
このキャラクターはこんな衣装を着させたいね、とか、
こんなサブキャラもいたら楽しいかも、とか、
こういう展開はどうだろう、とか、
どんどんふくらんでいくのでとても楽しく、わくわくします。

絵描きさんものって描いていらっしゃるようだとうかがい、
一層わくわくしました。
早く子どもたちに届けたいなあ。

ここ数日で、セミは夜間に鳴かなくなり、
代わりに秋の虫の音がにぎやかになってきました。
いつの間にか空も秋めいていて、びっくり。
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みなさま、秋バテしないよう、お大事になさってください。





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# by arisasaki | 2018-08-14 15:52 | 日々のこと | Trackback

不確信

当然ながら、創作に正解はありません。

その上、読者は自分のこれまでの経験に引き寄せて
文章のある部分を取りだし、感じとるものですから、
創作者の意図なんてものがまっすぐに伝わることはありません。

自分に引き寄せて感じとるのが読書の楽しみですから、
本をどう読むかは、読者の自由。
本の中の世界は、その人個人のものだと思います。

そこで、ううーんと考えてしまうわけです。

平成も終わろうとしている今この時を生きている子どもたちは、
昭和生まれのわたしとは、まったくちがう時代を生きています。

その子どもたちが「読んでよかった」と、おぼろげながらにも
感じるようなモノって、なんだろう? と。

没後、じわじわと広まっていった宮沢賢治の創作物の例もありますから、
「今」を意識して創作したからといって、うまく「今」にはまるわけでもありません。

いろいろ調べて、探って考えて、結局は自分が思うものを書くしかない、
というところに戻ってきてしまうのですが、
とはいえ、私ひとりの思いこみだけで書いたものは、
伝わるものにはなりにくいです。

ほかの人に読んでもらうと、自分だけがわかっているつもりになっていて、
ほかの人には伝わってないものがわかります。

とりわけ編集者と相談しながらブラッシュアップを重ねると、
より「伝わる」モノになっていく感じがします。

なかにはガチガチの制約の中で書いたもののほうが、
のびのびと書いたものよりも、ウケるものになっていたりして、
自分の感覚なんてホントあてにならないなあと、実感します。

ただそうなると、なにを目指して書けばいいんだろうと、
再び迷宮に入りこんでしまい……。

つまり、
私は常に不確かなものを抱えて書いていくことしかできない、のでしょうね。
なにが正解かがわからないからこそ、追い続けたいんです。

そして、今日もううーんと、迷いながら書いています。















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# by arisasaki | 2018-08-04 10:16 | 創作/思いつき | Trackback

小松菜忌


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プランターのとれたて小松菜をどうぞ。
パリパリしたクリスピーな小松菜が好きだったハピさんには、
ちょっと柔らかいかな。



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# by arisasaki | 2018-07-30 10:30 | ハピさん | Trackback

袖振り合うも多生の縁

この写真のなかに、”蔓のふり”をしている子がいます。
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蔓のふりをしているのは、しゃくとりむし。またの名を「尺ゆみこ1号」。
(ちなみに、この1号はすでに巣立ったらしく、いまは2号がいます)

しゃくとりむしはシャクガの幼虫で、成熟した幼虫は土の中で蛹になり、
羽化して成虫になるそう。
なるほど、だから蛹を見かけないのですね。

彼らは園芸では害虫と見なされ、見つけしだい処分するよう促されますが、
我が家では成長を見守っています。

そこそこ高い階にある我がベランダにも、花をめざして、いろいろな虫がやってきます。
朝一番にやってくるのはミツバチ。
小さな体を花にもぐらせて、せっせと花粉をまとっている姿がかわいくて、
ほのぼのとした気持ちになります。

陽が高くなってくると、ミツバチは姿を消し、
アゲハチョウやシジミチョウがやってくるようになります。

みなさん、我が家にやってきてくださるお客様。
秋までに寿命を迎えてしまうであろう、彼らの生き様を思い、
袖振り合う縁を感じています。





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# by arisasaki | 2018-07-28 14:22 | 日々のこと | Trackback

浜田広介記念館 開館30年

山形県高畠町にある浜田広介記念館は、今年開館30年目。
5月25日に、来館者数80万人を突破したとのこと。
この日はちょうど広介先生の誕生日だったそうです。

地域の生活情報誌「あづま〜る」8月号では、
巻頭特集で浜田広介記念館をクローズアップ。

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記念館のスタッフのみなさんそれぞれが、おすすめの"ひろすけ童話"を紹介して、
その魅力を教えてくれる内容になっています。

それにしても、いまなお語りつがれているというのが、すごいです。
なかでも「泣いた赤おに」は道徳や国語の教科書に掲載されていることもあって、
多くの人に知られているでしょう。

時代が変わっても人の心を打つという作品は、まれです。
それだけ変わらない心の芯をとらえた物語なのでしょうね。

いつか、そんな作品を書きたいなあ。

ただいま広介記念館では常設展のほか、「ひろすけ童話・絵本原画展」や、
高畑勲監督の映画『おもいでぽろぽろ』のセル画展などの
特別展を開催中(9月2日まで)。

高畠は、人があたたかくてやさしくて、
山の稜線美しい景色があって、
温泉があって、
お米も野菜も果物もお酒もおいしくてと、
とにかく豊かな地です。

行ったら、きっと好きになっちゃいますよ。



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# by arisasaki | 2018-07-23 23:02 | お知らせ | Trackback