冬支度

近所の親水公園に、鴨が飛来。
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スワンボートの今年の営業は本日まで。
これから春までお休み。

顔と背中にシートをかぶされて、船着き場に上げらる。
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上げられるのを待っている子たち。
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よく見ると、顔が一羽だけちがう。
どうやら、一羽だけオスのよう。

息子いわく、
「あのオスとメスが結婚して、来年の春に一羽増えているんだよ」

なるほど。そりゃ、楽しみだね。
by arisasaki | 2012-11-25 17:15 | ワンシーン | Trackback

多様性

ケータイを持つようになってから、腕時計を身につけることが少なくなりました。

腕時計をつける時は取材や打ち合わせなど、相手の前でケータイを見るのは失礼じゃないかと感じる場面です。

この土日は、同人誌発行のお祝い会や講演会があったので、腕時計をしていきました。

写真の時計は母の形見で、今は珍しい、ネジ巻き式です。
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たまにしか腕時計をしなくなると、いざという時に時計の電池がなくなっていて使えない!
と、あたふたすることもありましたが、
ネジ巻は使う時にネジを巻いて時間を合わせればいいので、とても重宝しています。

私は最先端の科学を知るのが好きで、
昨日参加したのも「宇宙エレベーター」のシンポジウムだったりするのですが、
こうしてアナログの利便性を感じるたびに、
この先もアナログの需要がなくなることはないだろうと思います。

そして、それは物語においても同じなんじゃないかと思うのです。
デジタル的なスピード感のある物語もおもしろいけれども、
しみじみとした情緒も感じたい。
というように、人が求めるものは多様なので、物語も多様であっていいんじゃないかと。

ここのところ、というか、ずっと、
どんなものを書いたらいいのか、今書いている物語をどういう方向に持って行ったらいいのかで
悩んでいますが、結局、行き着くのは「自分が好きなものを書く」しかないという答えです。

流行を追うことなく、自分の好きなものを追求しよう。
共感してくれる人も、きっといるはず……。

そう思っても、やっぱり、どうしたらいいのか、悩みまくるんですけどねー。
by arisasaki | 2012-11-19 11:24 | 創作/思いつき | Trackback

完敗

ことの始まりは7月初旬。

なんとなく左肩が痛むようになり、
やがて、左腕を背中に回すことができなくなる。

お! これが世に言う「40肩か」と、うれしくなる。
私の中では「40肩=大人の仲間入り……いや、堂々の中年宣言!」の図式があり、
持ちネタが増えたとばかりに、会う人会う人に「40肩になった」と報告しまくる。

7月中旬。
夜、お風呂に入ろうとして、キャミソールが脱げなくなる。
途中までは上げられたのだが、それから先がどうにも上がらない。
状況は「半乳」
とりあえず、半乳での逃げ道を考えてみるが、思い浮かばない。
しかたなく、夫にレスキューしてもらう。

これはこれで、持ちネタが増えたと、ほくそ笑む。
海外から帰国した友だちにネタを披露する。
(1年ぶりに会った話題がこれ、ということを書き添えたい)

8月中旬。
夜も痛みで目が覚めるようになる。
夜も眠れない痛みなんて、ひょっとしてちがう病に冒されているのでは……と、
悲劇のヒロインを想定して、ネットで検索。
しかし、当てはまる症状は完璧に「40肩」。
(ヒロインにはなれない喜劇が判明)
整骨院に行くと、
「40肩なので、体操をするように」と、「50肩」と書かれた対処用のプリントを渡される。

10月初旬。
左腕がずっとしびれた状態になる。
友人に教えてもらった整骨院に行き、治療を開始する。

11月初旬。
治療のおかげでしびれはとれたものの、夜、ふとんに横になると痛む。
夜中に度々起きる日々が続き、寝不足。
とうとう風邪をひき、発熱で体がだるくてどうしようもなくなる。

が、横になると、肩が痛む。
縦になったら、だるくて辛い。
どうすりゃいいのよ〜。

と、ここに至って、ようやく40肩の本領を思い知らされる。
あんたさすがだよ。
私の負けだよ。完敗だよ。

そう敗北宣言をしたにもかかわらず、まだ40肩とのつきあいは終わらない……。



右上の写真はネタとは関係なく、リクエストにお応えして、
我が家のヘチマがタワシになった図。
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自然と枯れたので、皮をパリパリとはがしたところ、
中から種がぽろぽろ落ちてきました。


下はベランダへちまの今。

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半分は枯れたにもかかわらず、花を咲かせています。
花の大きさは小さくなったけれども、まだまだ実をつけようとしている
そのど根性が好き〜。
by arisasaki | 2012-11-11 11:54 | 日々のこと | Trackback

ダメ母

私はダメ母である。

自慢して言うことでもないですが、胸をはって言えます。

どれだけダメかというと、朝ぼーっとしているうちに、
息子が当たり前のこととして、自分で朝食を用意して食べるぐらい、ダメダメです。

そんな私は先日ニュースを見ながら、
えらそうに世界情勢なんぞを平和的視点で語った後、

「と言いつつも、お母さんは小学生の頃はちっとも平和的ではなくて、
からかってきた男子にビンタをくらわして、泣かせたことがある」

と解説したら、息子がぽろぽろと泣き始めてしまいました。

「お母さんがそんな暴力をする人だったなんて……」と。

私はおろおろしながら、頭の中で言い訳をめぐらしました。

いや、その、そっか。きみはお母さんが大好きだったんだっけ。
その大好きな人が「ケンカ上等」だとわかったら、そりゃショックだよね。
でも、そんな風に好きな人を理想化してたら、将来、恋愛で苦労するよ。

と思いつつ、「ごめんなさい」とあやまりました。

いやそのー、つまり私が言いたかったことは、

お母さんは時々、大人ぶってえらそうになにかを説いたりするけれども、
道徳の教科書にあるような生き方なんかしてきていないし、
結局のところ、きみよりたかだか30数年しか余計に生きていないわけで、
ちっとも完璧な人間にはなれていないし、
まちがった判断なんかもしょちゅうするんですよ。

一応、30数年は余分に生きた先輩として、
こうかなと思うことを言ってみるけれども、
きみがそれよりも、こっちのほうがいいんじゃないかと思ったら、
それこそが一番いい答えなのだから、
堂々とその答えを貫きなさいと。

そういうことが言いたくて、つまらない武勇伝を披露したまでなんです。

でも、ホント、子ども心がわからないダメ母ですみません。
by arisasaki | 2012-11-07 13:21 | 家族のこと | Trackback

理工展と葉加瀬太郎

今月は小5の息子の誕生月につき(ダジャレになってしまった)、
彼の「好きなことをたっぷり楽しもう」月間です。

まずは、彼の好きな科学からスタート。
早稲田大学理工学部の「理工展」に行ってきました。
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私自身は文系ですが、学生の頃はここの宇宙航空研究会(WASA)というサークルに所属して、鳥人間コンテストに出場する機体作りに参加したりしてました。

今もそのサークルはありまして、
昨日は現在作製中の機体展示のほか、
子ども向けにライトプレーンづくりを開催していました。

もちろん、息子はライトプレーンを作って、ほくほく顔。

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息子は同じくWASAのロボット・プロジェクトが展示しているロボットを操作させてもらったり、

ロケット・プロジェクトによるミニロケット作りに
参加したり、

情報通信系の研究室が実施しているゲームの
プログラミングに挑戦したり、

「理工キッザニア」でいくつかのミニ実験に参加したりと、
いつも以上に活動的でした。

息子いわく「なにをしても楽しい!」とか。

理工学部に入ったら、こんな楽しい毎日が過ごせるのかと思ったよう。
WASAのOBのみなさん、そうでした?

なお、私が20年ぶりに行って見て驚いたのは、女子学生が多くなったことです。
理系女子、増えているんでしょうか?

WASAの機体の設計図にも設計責任者に女性の名前が入っていて、
「おぉ!」と、うれしくなりました。

私がもし理系の頭脳を持っていたなら機体の駆動系の製作に関わってみたかったので、
女性が設計から関わっているというのはなんともうれしいことでした。

来年はその機体で琵琶湖を飛ぶのかな。
テレビで応援しなければ!


続いては、彼の好きな音楽。
なかでも、大ファンの葉加瀬太郎のコンサートに行ってきました。

博士コントあり、総立ちの「情熱大陸」演奏ありと、
遊び心にあふれた演出で、まさしく子どもから大人まで楽しめるライブでした。

ちなみに上記の動画でも登場する、バブル期を彷彿とさせる扇子は「はかせんす」として会場で物販されていました。
(「はかせんべい」や「はかせん茶」も販売している!)
常連らしき方々は持参のうえノリノリで振っていて、見ていて楽しくなりました。


ともあれ、理工展、葉加瀬太郎のコンサートとも、親子で楽しめて、おすすめです。
by arisasaki | 2012-11-04 15:02 | レポート | Trackback

執筆をさせていただきました
『おんのこ はじめての めいさくえほん』西東社 1600円
の見本が届きました。
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前回の『おんなのこの めいさくえほん』の第2弾です。

前回が4、5歳ぐらいから読むのにいいとすれば、
今回は2歳ぐらい〜になるでしょうか。

ラインナップはかさじぞう、つるのおんがえし、はだかのおうさま
など、全25話。
今回も、女の子好みのきらきらした絵が満載です。


また、保育絵本「すきっぷ12月号」(メイト) で、
「わらしべちょうじゃ」を書かせていただきました。

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こちらの絵は小山友子さん。
版画ならではのぬくもりを感じる質感が
昔の風情を醸し出していて、味わいがあります。


再話ですから、いずれも元のお話があるわけですが、それをそのまま
なぞるのではなく、創作ものと同じく登場人物それぞれの性格を想像して
構成し直す作業がおもしろいです。

民話は口伝するうちに、その時のノリで加わったであろう
エピソードがあり、
物語としてはつじつまが合わないものも少なくありません。
が、これも登場人物の性格を考えると、どのエピソードをとりあげるべきかが
見えてきます。

そうして書いているうちに登場人物の気持ちがわかってきて、
「そっか、そういうことか」と発見できるのがうれしいです。


さらにおもしろいのは物語の中に、
大人になった今だからこそわかる感情があることです。

読む年齢によって感じることが変わるというのは、
人の心理をとらえているからだなーと、
だから名作といわれるのだなーと、つくづく思います。

そんなわけで、女の子だけでなく、
大人の女性にも名作を読み返して新たな発見を楽しんでいただきたい
と思っています。
by arisasaki | 2012-11-01 14:31 | 出版 | Trackback