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佐々木制作所・永久名誉会鳥ハピさん。従業員ささきありのつぶやき。児童書を書いています。既刊については、下記のホームページで紹介しています。https://www.sasakiari.com
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わかりやすくは、むずかしい
3月は別れの季節。

二度と会わないこともないけれど、
信頼していた仕事仲間が、異動によってこれまでのような関わりがなくなるのは、
やはり、さみしいことです。

毎日小学生新聞でお世話になっていた上東デスクも、4月より毎日新聞に異動。
3月26日(土)の毎日小学生新聞にて、最後の編集後記を書かれました。

以下、一部抜粋です。
ーーーーー
毎小での勝負どころは、わかりやすいこと、見やすいこと、
朝届いた新聞を見て子どもたちに「これ読みたい」と手にとってもらえること。
5年間、部員といっしょに悩んだり工夫したりしながら、紙面作りをしてきました。
気づいたのは、「わかりやすく書く」ことは、「難しいことを難しく書く」大人の新聞を作るより、ずっと難しいことです。
ーーーーーー

私ももとは大人向けの雑誌やムック、書籍の編集&記者として仕事をしてきたので、
児童書に関わるようになって、「わかりやすく書く」難しさに直面しました。

児童書は、グレード別(低学年、中学年、高学年向けなど)になっています。
それは、発達段階に合わせた表現にしているから。

大人であったら、喜怒哀楽の複雑な感情もわかりますし、
経験から読み取れることが多いです。

反して、年齢が下がれば下がるほど、感情が未発達で、経験が少ないため、
ストーリーの内容や表現もある程度の制約があり、難しさも増していきます。

その制約のなかで、これまでにないストーリー展開で、
ともすれば、人生哲学になるようなことも含めて、
対象とする年齢に伝わるよう表現するというのが、本当に難しい。

けれども、難しいからこそ、やりがいがあります。

私は時々、名作の再話の仕事をしていますが、
子どもの頃に読んだ本を読み返して、はっとすることが多々あります。

登場人物の背景にあるものや、深い感情などが、この年齢になったからこそ、よくわかるのです。

子ども向けに書かれたものだからといって、内容が薄いわけではないのです。

きっと、子どもの頃も、わからないなりに、なにかを感じていたのでしょう。
だから、名作として読み継がれてきたのではないかと思います。

子ども向けの読み物を大人が読むと、
その時々でぶつかっている問題や悩みを解消するヒントがあったり、
その時に欲しかった言葉が見つかることがあると思います。

大人の方にも、子ども向けの新聞や本をぜひ読んでもらいたいなあ。



苔玉のひなたぼっこ(本文とはまったく関係ありません)
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by arisasaki | 2016-03-28 11:46 | 日々のこと | Trackback
毎日小学生新聞きょうのなぜ:口がにおうのは?
毎日小学生新聞3月20日掲載、「きょうのなぜ:口がにおうのは?」の記事を書きました。
(イラストは、うちやまだいすけさん)
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口臭は大きく分けると、生理的口臭と病的口臭があります。

生理的口臭は、だれにもあるもので、
臭いを抑えるのに有効なのは、だ液の分泌量を増やすことだそうです。

取材では、口臭の出るしくみから予防のしかたまで、うかがってきました。

だ液量の少なくなる要因が、結構、自分に当てはまっていて、ドキッとしました。

記事は毎日新聞社のサイトでも読むことができます。
by arisasaki | 2016-03-20 11:36 | 新聞 | Trackback
はじめての えいごえほん
新刊の見本が届きました。
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『子どもとたのしむ はじめての えいごえほん』CD付き(くもん出版)1200円+税
深山さくらさんが「にほんのおはなし①」、
私は「せかいのおはなし①」の日本語再話を担当しています。

おなじみの昔話を、英語と日本語の両方で楽しめる絵本でして、
読んでみると、勉強では使わなかった英語がわかって、新鮮です。

大きなかぶが抜けたときの「ずっぼーん!」という擬音は「POP!」
かみさまが消えたときの「パッ!」という擬態は「Poof!」
など、大人はへえ〜と思いますが、子どもは音の響きをおもしろく感じるようです。

そういえば、息子も幼い頃、「もっちり」という言葉に大笑いしていたなあ(遠い目)。

私もそうなんですが、英語でコミュニケーションをとることに苦手意識がある人は、
日本人に多いと聞きます。
それは、まず勉強として入ってしまったから。
正しい文法と発音でなければと思い、とまどってしまうんですよね。

でも、コミュニケーションで大事なのは、耳で聞き、声を出すこと。
たとえへたでも、おうちの人が読み語ると、子どもは英語を楽しく感じます。
正しい発音は後で付属のCDを聞けば、だいじょうぶ。
まずは、英語を親子で一緒に楽しんではいかがでしょう。
というコンセプトでできた本です。
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「にほんのおはなし①」は、ももたろう、さるかにがっせん、かさじぞう。
「せかいのおはなし①」は、おおきなかぶ、うさぎとかめ、きんのおの ぎんのおの。
+各巻とも英語の歌3曲が収録されています。

監修/田島信元
英文制作協力/株式会社イマ・カンパニー
絵/かんべあやこ、 M@R、よりどりきみどり、ゼリービーンズ

誕生祝い、幼稚園や保育園の入園祝いにも、おすすめで〜す。
by arisasaki | 2016-03-15 10:27 | 出版 | Trackback
ストロベリーみなみ
群馬県から、立派ないちごが届きました〜。
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ストロベリーみなみのいちごは、
薬を使わない土壌消毒、有機肥料中心の土作り、天敵を利用した減農薬栽培。
群馬県いちご品評会で群馬県知事賞や県議会議長賞などを受賞しています。

箱を開けたとたん、部屋中に甘い香りが広がって、
となりの部屋にいた息子が
「すごい。ここまで甘いにおいがしてきた」
と、驚きの声をあげました。

一粒一粒が大きいのにも、びっくり!
みずみずしくて、すごーく甘くて、とにかく贅沢ないちごです。

昨年、急逝された作家仲間の深田幸太郎さんが、
「妹夫婦が、いちご農園をやっていて……」と、
うれしそうに話していたことを思い出しました。

はにかんだ笑顔で、妹さんや姪っ子さんの話をよくされていて、
とても大事になさっているんだな、かわいくてしかたないんだなと、思っていました。

深田さんがいちごを育てていたわけではないのに、
手間ひまかけて栽培する様子が、なんだか、深田さんのお人柄と重なって思えました。

いちご農園の話を聞いたとき、私が「いいですねえ」と、うらやましがったので、
深田さんが天国から届けてくれるよう手配してくださったのでしょうか。

おいしくいただきましたよ−。
ありがとうございました。

深田幸太郎さんが書かれた本は、多数あります。
図書館の資料検索で著者名を入れると、書名がでてきますので、
機会がありましたら、ぜひ読んでくださーい。
by arisasaki | 2016-03-12 16:25 | 日々のこと | Trackback(1)
感動のどうぶつ物語 涙は宝物
新刊の見本が届きました。
『ミラクルラブリー 感動のどうぶつ物語 涙は宝物』(西東社)
カバーイラスト/久木ゆづる、酒井だんごむし
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本書は、どうぶつ好きな青空純という女の子が、ブログで読者と交流をはかりつつ、
どうぶつと人とのエピソードを紹介していく構成になっています。
(編・著/青空純となっています)

シリーズ3冊目となる本書のテーマは、どうぶつとの別れ。
マンガと読み物の短編が多数収録されていて、
今回は特にマンガが多いので、読書が苦手な子も入りやすいと思います。

ペットとの別れには後悔がつきもので、
登場人物はそれぞれ心に痛みを抱えますが、
いっしょにいられた幸せな時間が、やがて悲しみを乗り越える土台にもなるのですね。

私は短編2本と、我が家の愛鳥への手紙を書きました。
短編は、関東大震災時に活躍した伝書鳩の話と、アフリカにある、みなしごゾウの保護施設の話。
どちらも事実をヒントにしたフィクションです。

どうぶつ好きな子が読む本なので、
ペットや動物園だけでない、
どうぶつと人の関わりや、社会問題にも、ちらっと触れられるようにと思って書きました。

昨年7月末に亡くなったハピさんへの手紙は、
泣かずには書けませんでしたが、書くことが癒しになったと感じます。

半年前は、悲しみや後悔しかありませんでしたが、
今回読み物として書くにあたって、
出会ったときからを振り返り、楽しい毎日だったなあと、幸せに思いました。

心のケアとして、つらいことも含めて気持ちをありのまま語るのは
いいことだと聞きますが、
文章に表すこともいいのだろうと思います。


本書は、来週後半あたりから書店に並ぶようです。
by arisasaki | 2016-03-05 11:04 | 出版 | Trackback
毎日小学生新聞:ピアノ調律師
毎日小学生新聞、3月1日掲載
「仕事百科:ピアノ調律師」の記事を書きました。
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ピアノの音をつくる話は、とても広くて深くて、新鮮でした。

同じピアノで同じ調律をしても、演奏者によって音がちがうというのは、びっくり!
プロに限らず、アマチュアの演奏者でもそうなんだそうです。

「調律師はピアノが楽器としてより良い音で響くように整えるのが仕事で、
音に色づけして表現するのは演奏者」
という言葉が、心に響きました。

毎日新聞社のサイトでも、読むことができます。
by arisasaki | 2016-03-01 10:27 | 新聞 | Trackback